今日は9月14日、語呂合わせで “食いしん坊の日”なんだとか。
小ぶりだけれど、瑞々しくて爽やかな香りのするりんごが手に入ったので、キャンバスに筆を走らせました。
りんごは、数ある果物の中でも、一番多く絵のモチーフにしてきました。
わたしがりんごを想像するとき、はじめに頭に浮かぶのは、赤いりんごです。
子どもの頃から、実際に目にして食べたりんごや絵本に載っていたりんごは、赤いりんごが多かったからなのではないかと思います。
海外では、りんごといえば青りんごを想像する人が多い国や地域もあるようです。
子どもの頃によく口にした、りんご味の駄菓子は、青りんごの香りのほうが好きでした。
ちょっと人工的なあの香り。
実際に、同じ香りを感じる青りんごに出会ったことはないのですが、思い出のフレイバーです。
りんご農家や産地の方々は、どちらも想像できたりするのでしょうか?

会社勤めをしていた頃は、りんごのコンポートは励ましのパワーフードでした。
お弁当の小型容器に詰めていました。
今年は年始に、家族がインフルエンザになったときにも、すりおろしたりんごに助けられました。
絵をかくことに行き詰まりそうになったときには、りんごをモチーフにして気楽にかいてみると、安心感を伴いながら戻って来ることができます。
絵をかくときには、モチーフとしてモノとして冷静な目で見つめることも必要ですが、同時にそのモノにまつわる体験や思い出、豊かな表情なども絵の大切な構成要素として活かしていきたいものです。


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