制作は試行錯誤

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きょうはアクリル絵の具で、トルコギキョウをかいていました。

結局、きょうは完成にはほど遠い状態で筆を置きました。

短い制作時間の中でも、無心になれるひとときもあれば、雑念が次々と出てくることもあります。

行き詰まるときもあるのですが、そのときには紙にスケッチをしてモチーフを見直します。

かくためには、しっかりとモチーフを見ることが必要です。

克明な描写が必要なくても、見ることは大切です。

制作途中に筆を置いて、スケッチをするたびに、観察する目が鋭くなることに気づきます。

“人は往々にして、物事を自分が見たいように見てしまう傾向があるなぁ”と思います。

(紙にスケッチ)

フロー状態と呼ぶのでしょうか、制作中に無心になれるひとときが度々あります。

それは、思考は落ち着ついていて静かですが、同時に人間の体温のような熱い情念をあわせ持つ感覚を伴います。

この感覚を作品に込めて、人に観てもらえるように励みます。

(キャンバスにアクリル絵の具/制作途中)

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